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産婦人科病院豆知識 −産婦人科病院の不妊治療−

| 不妊症とは | 不妊治療のおおまかな流れ |

■ 不妊症とは?

不妊症とは、赤ちゃんが欲しいと思い、夫婦生活を行っているにもかかわらず、2年以上赤ちゃんができない状態の事を言います。
一般的には、1年以内に赤ちゃんができる確立が80%、2年以内に赤ちゃんができる確立が90%といわれていますので、残り10%の夫婦が不妊症と言うことになります。
10%といえば、100組のカップルがいたら、10組は不妊症で悩んでいることになります。
不妊症とは他人事ではなく、身近な問題として考えなければなりません。

一人目を産んだ後、二人目が欲しくても、なかなか子供ができないので、産婦人科病院で調べてもらったら、不妊症だったというパターンもあります。
この場合を「二人目不妊」や「続発性不妊」と呼びます。

現在、不妊症の原因ははっきりとはわかっていませんし、不妊症の原因はひとつの場合もありますが、複数の場合もあります。
また、2年以内に妊娠しないからといって、すべてが不妊症であるとは考えられません。
「妊娠」の仕組みが大変複雑なため、不妊症にもいろいろな原因が考えられるのです。
ですので不妊症の治療は、根本的な原因を取り除く治療ができないのが特徴でもあるのです。
しかし、「現状を把握」するためにも、産婦人科での検査をする必要があります。

不妊症の原因は、女性側の原因は約5割で、男性側が約3割、その他の原因不明が約2割ということです。
ですので、不妊症の検査もご夫婦二人とも受けなければ、その後の治療も正しく受けることができません。
不妊症の検査、治療は、女性の場合は産婦人科病院で、男性の場合は泌尿器科専門医の診察が必要です。

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■ 不妊治療のおおまかな流れ

不妊治療には、自然妊娠を助けるタイミング指導から、高度な医療を必要とする体外受精や顕微受精までのステップがあります。

第一段階 「タイミング指導」
基礎体温での排卵日の特定はもちろん、超音波で卵巣の中の卵胞の発育を観察したり、尿に出る排卵の命令のホルモンを測定して、排卵日を特定するのがタイミング指導です。
10〜12日目から卵胞を観察し、排卵日を予測して性交が指示されます。

第2段階 「配偶者間人工授精」
子宮内に精子が到達しにくい場合、子宮内へ人工的に精子を入れるのが人工授精です。
タイミング指導と同様に排卵日を予測したら、精液を採取して特殊な注射器で、子宮口から精子を子宮の内部にいれます。

第3段階 「体外受精」
まず排卵誘発剤を使って、複数の卵子を成熟させて採取します。
採取した卵子と精子を培養器内で混合して受精を待ちます。
受精卵が分裂を繰り返して、4細胞前後の状態になったところで、子宮内に移植します。

第4段階 「顕微受精」
基本的に、体外受精と似たようなステップで進めていきます。
違っている点は、体外受精は培養器内で受精するのに対し、顕微受精は顕微鏡下で卵子の中に精子を送り込みます。

不妊の治療は、タイミング指導、人工授精、体外受精とステップアップしていくのが一般的です。
1つの治療法を、月経周期で5〜6周期、およそ半年続けても効果がなければ、次のステップを考えるケースが多いようです。
治療の選択肢を提示するのは病院側ですが、それを選択するのはもちろん親となるご夫婦ふたりです。
ご夫婦でよく話し合い、納得してから取り組むことを常に忘れないことが大切です

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